当院での逆流性食道炎の治療について
【逆流性食道炎の原因とは】
胃液や胃に入った食べ物などの逆流によって起こる逆流性食道炎は、食事、加齢、肥満など、様々なことが原因で起こると考えられています。
【食事】
食べ過ぎや脂肪の摂り過ぎにより、下部食道括約筋という食道と胃の間にある筋肉が弛緩することで、胃酸などが逆流しやすい状態になってしまいます。
また、脂肪の摂り過ぎは胃酸を増やすので、胃液が逆流しやすくなってしまいます。 更に、タンパク質の摂り過ぎは、消化に時間が掛かるため、胃に食物が留まる時間も長くなるので、胃液が逆流しやすくなります。 食事内容を見直すことで、発症を防ぐことが可能です。
【肥満】 肥満になると、腹圧が上がるため、逆流を起こしやすいと言われています。 また、肥満は逆流性食道炎の原因となる、食道裂孔ヘルニアになりやすいことも知られています。
バランスのとれた食事、運動などで、肥満を解消させる生活を送るように心掛けたいですね。
【加齢】
加齢により、下部食道括約筋の弛緩と収縮が弱くなることも原因の一つになります。 また、万が一胃から食道へ胃液などが逆流してしまっても、身体は食道の蠕動運動で逆流を留めて胃へ戻したり、唾液を飲み込んで胃液を薄めて粘膜を保護する働きにより、食道を守っています。
しかし、それらも加齢によって弱まってきます。 加齢に伴い腰が曲がることも、お腹に圧が掛かりやすくなり、逆流を引き起こしやすいと言われています。
【若者に急増している】
逆流性食道炎は、加齢による筋力や機能の低下により引き起こされることが多く、高齢者に多い病気だとされてきました。 しかし近年、若者にも急増していると言われています。
これは、食生活の乱れ、肥満、姿勢が悪くて背骨が曲がって猫背気味の人が多いなど、逆流性食道炎の原因となる生活を送っている人が多くなったためだと考えられます。
また、ストレスも逆流性食道炎の大きな原因の一つになることも影響していると考えられます。
【放置しないで】
逆流性食道炎は、放置していると進行して食道がんの原因にもなるので、軽視せずに対策とる必要があります。 まずは病院を受診してください。
しかし、病院で治療してもなかなか不快な症状が治まらないこともあります。 そのようなときは、整体という方法もあります。 整体では、姿勢だけに限らず、体全体のバランスを取ることにより、逆流性食道炎を改善させることができます。
また、当院では胃腸に特化した治療も行っています。 他の整体で効果がなかったという方でも、レベルの高い治療で改善できる可能性が十分にあります。
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