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肋間神経痛に効くツボは?

写真肋間神経痛の治療方法としては肋間神経の痛みを抑える為の消炎鎮痛薬の使用や湿布の使用、そして局所麻酔薬やステロイド剤の注入治療などが一般的ですが、肋間神経痛の症状を緩和する方法として中国の中医学であるツボ押しによる刺激を肋間神経痛に効くツボに与える事で痛みをやわらげる方法もあります。

肋間神経痛に効くツボは数多くありますが、今回はその中でも最も代表的な肋間神経痛の症状に効くツボをご紹介させていただきます。


・神封(しんぼう) 神封の位置は左右の乳首の線を結んだ線上にあり、それぞれ乳首から指3本分(指を縦に胸に突き立てた状態での3本分)くらい真ん中にずれたあたりにあります。 ツ ボの押し方はあお向けに寝た状態で、左右療法のツボをそれぞれ人差し指・中指・薬指の3本の指で同時にゆっくりと押して刺激します。 神封は肋間神経痛の痛みをやわらげるだけでなく、狭心症など胸部の痛みに効果が期待出来るツボになります。

・げき門(げきもん) げき門の位置は前腕の内側の真ん中あたりにあります。 ツボの押し方は親指で強く押し込むようにして刺激します。 げき門は呼吸をすると痛む種類の肋間神経痛に効果的と言われています。 動悸や息切れの症状にも効果を期待出来ます。

・中府(ちゅうふ) 中府の位置は鎖骨のすぐ下、鎖骨の外側の肩関節と鎖骨の間にあるくぼみのあたりにあります。 ツボの押し方はあお向けに寝た状態で、左右同時に両肩を掴むようにして親指で強めにゆっくりと押し込んで刺激します。 中府は肋間神経痛の背中から胸部にかけて走る痛みに効果が期待出来るツボになります。

・だん中(だんちゅう) だん中の位置は左右の乳首の線を結んだ線上の丁度真ん中あたりにあります。 ツボの押し方は両手を重ねてだん中の上の置いて優しくゆっくりと押すようにして刺激します。 だん中のツボを押す時は強く押し込まないように気をつけて下さい。 だん中は肋間神経痛の痛みを緩和させるだけではなく、胸苦しいような痛みにも効果的なツボになります。

・缺盆(けつぼん) 缺盆の位置は鎖骨のすぐ上、鎖骨の上のくぼみの真ん中あたりにあります。 ツボの押し方は人差し指と中指を合わせてカギ爪の様 な形を作り、指の先をツボに当てて強く押し込んで刺激します。 缺盆のツボを押す時には呼吸のリズムに合わせて押し込んで刺激するとより効果が得られます。 缺盆は胸部の痛みをやわらげるのに効果的なツボになります。

これら5つのツボ以外にも肋間神経痛に効くツボはありますが、いずれも中医学やツボ押しの知識の無い方がご自分で刺激するのは危険を伴う場合があります。 今回ご紹介したツボの中でも特に神封(しんぼう)とだん中(だんちゅう)は知識の無い方が自己流でツボ押しを行うと肋骨や胸骨を痛める危険性がありますので、ツボ押しの心得のあるプロに受けられる事をお勧めします。

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